Kaori Cafeの日々のブログ

Blog 020 7/20/2021 USAのお買い物

USAのお買い物

まず、住んでいる場所によって街の様子やお買い物の場所の雰囲気、規模や形態が大きく違います。

日本と比べて書いてみましょう。日本の場合はバスや電車の駅前に大きなデパートや商店、そして商店街が通っていますね。それぞれの良さがあり、なんと言ってもとても便利ですね。えきから雨が降っても濡れないでお買い物ができるなんて最高です。もちろん郊外型と呼ばれる大きなモールやアウトレットも増えてますね。IkeaやCostocoなど海外からの大型店も日本に多くの店舗を展開しています。

CAでは古い町にはダウンタウンと言って日本の商店街のような通りや個人の商店が並んでいるところもあります。新しい街にはダウンタウンというものが存在せず街の角角にモールと呼ばれる商店が集まっているところが整然と並んでいます。そこには大きなナショナルブランドのグロッサリーストアを中心にベーカリーやコーヒーショップ、ネールサロン、レストランなどがうまく配置されています。

一つの角にはAグロッサリーストアーとAファーマシー、Aコーヒーショップ、少し離れたところにはBグロッサリーストアーとBファーマシー、Bコーヒーショップ・・・つまりこんな感じに計画的につくられています。その隙間に少しだけ小さな商店や個人のお店があります。最近ではそのモールにつは日本食店(レストラン)ができてきています。

土地の所有者も大きく違います。日本でも地上げなどにより大きく開発されている場所もありますが商店街や@@駅前商店通りなどは商店主=地主(賃貸)、しかしここCAの新しい街はその市が一手に持っていて大きく開発日を投入して作ります。そこへ地代を払って出店しているというもの。ですから綺麗に整備され、警備も治安もいいわけです。市が持っているのでお掃除も行き届いていて植木や花壇も手入れがされていて整然と綺麗です。

少し歴史をさかのぼって見るとアメリカのダウンタウンは、馬の水飲み場が始まりでしょう。その後駅馬車の停車場、そこに人が集まり、人が集まれば争いが起こりシェリフがいるようになり役所や警察となるわけです。郵便の馬車も来ますから物を売ったり買ったりと栄えたのです。

もちろんチャーチが中心に布教も広まり、フェスティバルのようなお祭りも行われて更に賑やかになる場所、それがダンタウン。そのダウンタウンとダウンタウンを行き交いするのが駅馬車、それが車の高速道路の発端です。そのダウンタウンの周りに人々は住んで更に開けてきたということです。

古い街のダウンタウンが私は好きです。すこい危ないにおいもありますし、モールほど綺麗なところばかりではありません。しかし、そこに文化があり、芸術があります。パンデミック前にはよくそんなところへ出かけたものです。各店の趣があり、その店主のユニークなことこの上なくおもしろいです。毎日、決まった曜日に、あるいは週末に集まる人々がいてポーカーをしたり、コーヒーを飲んだり、和やかです。ギターをかかえて売れないミュージシャンがいたり、絵書きさんがいたり、日本から来た私が行くと最初は怪訝な顔を露骨にしされ、珍しい生き物が来たような目で見られたりもしましたが時間とともに受け入れらえてきたのでしょう、今は近くのある街ではしばらく行かないと ”何かあったか?” と素っ気無い感じではありますがそんな店主からお電話が来ます。USAの国内旅行や少し遠出をしたときはできるだけその街のダウンタウンへ行ってみます。土地の風土の違いうや人々の暮らしぶりがわかるからです。

人とのつながりが希薄になったとはいえ日本にも色な人が商店街にはいます、集まりますね。しかしUSA、CAの場合はさらに人種が様々、肌の色も目の色も言葉も違っていますから本当に趣があっておもしろいと感じます。英語が通じないようなイタリー街、メキシコ街、もちろん人口の多いチャイナ街は最もです。それに比べると日本人のステータスはちょっと弱いですね・・・あまり強い印象を持ちません、そんな場所も限られています。おしとやかなんでしょう。

ダウンタウン/Downtownのことはまた紹介しますね、エピソードがいっぱいあります。



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